ソシャログ

社会の本質にゆるく迫ります。


ドッジボールはいじめなのか

勝ちを優先すると上級生が守備ポジションに入りやすい

私は小学生時代に地域の少年サッカー団に所属していました。そこでは人数が不足気味だったせいか上級生やサッカー経験が長い人が守備を担うべきとされていました。

私が所属していたチームのように人数不足によって4年生から6年生の混成チームを組まなければならない場合、上級生が守備を担う方がまだ勝率が高いからでしょう。したがって、5・6年のときの私はゴールキーパーをよく担っていました。ゴールキーパーは嫌いではなかったのですが、できれば攻撃的なポジションに入って得点を入れたいと思っていました。

ゴールキーパーはどうなのか

しかし、最近ではドッジボールはいじめなのではないかという意見を耳にします。アメリカでも地域によってはドッジボールが禁じられているそうです。こういう動きには疑問を感じざるを得ません。

もしドッジボールがいじめだというのなら、サッカーのゴールキーパーもいじめみたいなものだからです。日本の小中高では基本的に砂っぽいグラウンドで飛び跳ねたり転がったり交錯したりシュートを受けるのですから、あれは端から見たら厳しいものがあります。日本の公立学校に天然芝の環境が整っていたらまた違うのでしょうけど。

テニスや野球でもボールがぶつかることがある

ルールを守りつつ勝ちを優先するなら、テニスのダブルスでも前衛に向かって強打を浴びせるという方法があります。野球の死球は批判されやすいですが(危険球退場にもなる)、テニスにおける前衛への強打は意見が分かれるところです。

野球の頭部危険球について調べると、プロでは高確率で退場、学生では退場になりにくいようです。このような違いが生じるのは、おそらくプロの方が球速が高くてより危険なこと、プロはアマチュアの手本になっていること、プロの方が求められるコントロール水準が高いこと、アマチュアではチームに投手の数が少なくエース投手が退場になると試合が実質的に終わること(プロは交代投手が豊富)などが影響していると考えられます。

そもそも、野球は投手による投球において相手にボールを狙ってあてることは前提になっていませんが、ドッジボールは相手にボールを狙ってぶつけることが前提になっています。前者では意図的にあてたかそうではないかが分かりにくいものですが、後者は意図的な体系です。こういう違いがあると、ボールのぶつかり方に関して人間の見方もいろいろ変わってくることは興味深いものです。

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